元外資系女子のLovely Life Memorandum

2011年、現役外資系女子、引退。もう女子という年齢でもないけど女子力、忘れたくない。 英語は忘れてしまおう!と思ったのに再び英語の世界に…こんな私でも通訳案内士ですが…、なにか?

通訳ガイド試験の思い出

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冬の寒霞渓から見た海と空

新型コロナウイルスがなければ、この春は
8日間のマニアックなツアーに出ていたはず。
主に瀬戸内エリアを周遊するツアー。
行ったことのない小豆島もコースに入って
いたのでいつもの如く、シーズンオフに下見。
下見・準備が仕事の90%だと思う、この通訳
案内士の仕事って。
秋にも同じコースにアサインされているけど、
どうなることか…。


さて、今年も無事、通訳案内士試験が実施される
こととなったらしい。
1次試験まであと約3か月後。
私にとってのこの3か月は追い込みだった。
時間がいくらあっても足りないくらいだった。

私の受験生時代の起床時間はだいたい朝5時。
起きてすぐ勉強を始める。
調子が上がってくるのが7時くらい。
そこからはあっという間に気づくと夜10時。


24時間のうち夜って本当に時間が過ぎるのが
早く感じる。
夜8時頃になると毎日、時間に追われている
感覚になっていた。


できれば睡眠時間も削りたいくらいだったけど、
集中力を保つには睡眠も大事。
でも、やっぱり最後は午前1時ごろまで勉強。
やらなきゃと思ってやっていたのではなく、
気がつくとそんな時間になっていた。


そして、夜、寝る時はいつも不安だった。
今日、覚えた事、朝になったら忘れている
のではないかと。


でも、実際に通訳案内士という仕事を始めてみて
思うのだけど、実際の仕事の時の方が試験より
ずっと過酷な気がする。


容赦なく繰り広げられる質問攻撃。
どれだけ自分の中に引き出しを持っているかで
かわし方が変わる。
引き出しの数は、試験に備えてどれだけ勉強した
かも比例すると思う。


苦しい受験期間だったけれど、やっただけ、
自分に返ってくるものだと感じることの
できた試験だった。。。

KANA