感動の1枚～いにしへの時を超えて～
4日ほど前に見つけたニュースに掲載
されていたこの写真、とても胸を
打たれた。
何度も見返してしまう写真。
もう何度も訪日されたお客様と訪れた
写真に写るこの場所。
こんな光景を見る日が来るとは想像
もしていなかった
8世紀に国家の安寧と国民の幸福を祈る
道場として建立された東大寺。
そこで、宗教、宗派を超えて宗教者が
集まり共同記者会見が行われた。
COVID-19の早期終息、
罹患された方の早期回復、
亡くなった方への追福菩提・・・
これらのために同時刻、毎日正午に
それぞれの場所で祈りが捧げられる
とのこと。
その昔、この7人の宗教者が立つ場所
には大仏開眼供養のためインド、中国、
韓国などの僧侶が集まったと聞いて
いる。
1200～300年の時を超えて、その場所に
今度は宗派、宗教を超えて宗教者が
集まった…
この姿を見て、何とも表現のしようの
ない気持ち…
ただ、ただ、感動を覚えた。
私も毎日正午に気持ちをあわせようと
思いつつ、正直、私はそのタイミングを
逃し勝ち、簡単なようで難しい。
唯一、私が今、確実にできることは、
とにかく外へ出ないこと、
人との接触を減らすこと。
この正午の祈りを無駄にしないよう、
まだまだ自粛生活を頑張らないと。
KANA
